銃を使った犯罪が多発しており強盗や殺人事件は非常に多い

エルサルバドルは、首都がサンサルバドルで中央アメリカ中部にあり、北西がグアテマラ、北と東側はホンジュラス、南と西は太平洋に面しています。

中央アメリカの国々は、ほとんどがカリブ海に面していますが、エルサルバドルだけはカリブ海に面していません。

カリブ諸国以外では、最も小さい国で、公用語はスペイン語です。

紀元前はインディヘナが住んでいましたが、1世紀に火山噴火があり、低地マヤ地域に移動してしまったのではないかと考えられています。

その後スペイン植民地時代を経て1821年になって、グアテマラ総督領が独立した時にエルサルバドルもスペイン支配から解放されたのです。

外務省が発表している治安情報によると、この国は治安の安全度が116位と下位のほうに属しています。

エルサルバトルでは、銃を使った犯罪が多発しており、特に強盗や殺人事件は非常に多いです。

特に首都サンサルバドルでの犯罪は多く、続くのはラ・ベルタ県、ソンソナテ県、サンタアナ県、サンミゲル県などです。

治安が悪い地区にセントロ地区があります。

また貧民街なども治安はよくありませんから気をつけなければいけません。

外務省の治安情報には、どのように気をつけたらよいかなどの手引きがありますから参考にするのが良いでしょう。

セントロ地区はなぜ危険なのかといいますと、青少年凶悪犯罪集団のマラスというグループの根城があるからです。

夜は地元住民でも出歩かない場所ですから、必要なお出かけはなるべく明るいうちにすませておくと良いです。

そしてエルサルバドルで多い犯罪にゆすりがあります。

これは何か弱みを握って脅すということではなく、いきなり電話がかかってきたり手紙が届けられたりしてみかじめ料を要求されるというものです。

これを拒否することで殺害される確率がぐんと上がってしまいます。

車両強盗なども少なくありません。

犯罪のほとんどにマラスが関係しており、マラスはM18というグループとMSというグループの2つに分かれているのですが、この2つのグループが抗争を起こしていたことによって毎日のようにひどい事件がいろいろと起こされていました。

しかし、ある時カトリック教会の司教と元議員が仲介役となって停戦合意協定が結ばれます。

さらに米州機構ワシントン本部からも事務総長が来て、刑務所内で改めて停戦協定について会合が行なわれ、部分武装解除がされました。

そのおかげで犯罪は少しずつ減ってはきているものの、この2大組織内に存在する小さなグループであるクリッカが無数に存在していて、それぞれのグループの全てのリーダーが停戦協定に従っているわけではないため、完全には犯罪がなくならないのです。